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2011年 10月 02日
東京Photoは本日はお休みして読書の秋ってことで、
久しぶりに本を読んだのでご紹介。
私は重松 清さんが書く本が大好きで、何冊か読んでるのですが
「ブランケットキャッツ」という本を図書館で借りてこの間読みました。
それぞれ短編集なんですが、共通してることは
二泊三日でさまざまな人がブランケットキャッツをレンタルするんです。
ネコをレンタルする人のそれぞれの深い哀しみとか孤独とかを
二泊三日のネコが淡々と聞き流しながらも一緒に受け止めてくれて
最後にはその人たちの癒しになっていくそんな話です。
重松さんは現代社会の心の奥に潜んでるストレスや悲しみ、孤独、痛みなどを
描くのがすごくうまくて読んでると引き込まれてしまいます
とにかくほんとごく身近にありそうな人間模様が描かれていたので共感できました。
by makochi09
| 2011-10-02 09:50